3月1日に丹波篠山市に引越ししました。
5月中旬に入りましたが、未だに片付けが続いています。
以前の家主さんの家財道具、ほぼすべて残置されているからです。
引越し当日。どうするのよ、これは。
部屋が荒れていようがお構いなしにはしゃぐ彼らの無邪気さに癒されるはずもなく。
2人の小さい巨人たちに片付けを阻まれ、作業は牛歩のごとく進んだのでした。
収納場所は意外とあるけど、モノも意外といっぱいで。
電ノコ、電ドル、鍬に鍬。
工具類や農作業に必要なものはだいたい揃っていました。
そのうえお布団11セット、麻雀台、石油ストーブ4台、扇風機5台。
別荘使いされていた物件ですが、お客さまが多いためあらゆるものが多数揃えられています。
絶対自分たちでは揃えられないほどの使える道具類に小躍りした半面、処分した数々の品物はこれまでに5tは越えたでしょうか。
大量のゴミ袋が必要でしたが、そういうのも余りあるほど置いていってくださっていて、助かったのか助からないのか。
仕分け作業と清掃、子どもたちのお世話に明け暮れながら2か月があっという間。ようやく床が見えてきました。
残置家財、なんとかなるやろと軽く引き受けてしまいましたが、いざ住んでみると出るわ出るわ。完全にあなどっておりました。
大正2年の新聞が出てきたり。
もともと診療所だった当時のタンスや長持などが蔵に残されていました。
残置物品がある程度片付いて、ようやく自分の住まいに感じられるようになったかな。
こんな大変な作業も笑い話となりいつか良い思い出になる日がくるのでしょう…